職場にはいろいろな人がいる。
平和な職場であってほしいけれど、そうはいかないことも多々ある。
いろんな感情が渦巻くが、その中でも凄まじいのは「嫉妬」ではないだろうか。
【目次】
職場での「嫉妬」
こんな私でも2回ほど巻き込まれたことがある。
あ、「嫉妬された」って書くと、いかにも自分が有能なのかと自慢しているように思われてしまうが、嫉妬というのは別に有能でなくてもされるときはされてしまうものだ。
いずれも企業で働いていた頃で、じめて「男性の嫉妬は恐ろしい・・・」と実感させられた。
同族企業で、娘婿だった上司は、今思えば自分の地位を安泰にするのに必死だったのだろう。私はその上司が作った新しい企画の担当となった。
そんな人とは微塵も思わず、仕事に邁進し、一定の評価を得た。ある日、たまたまそれを見かけた社長よりおほめの言葉をいただいたのだ。
これがよくなかった。
それ以降、社長から直接私に連絡が来るようになってしまった。
それまでは、私が誉められると上司は喜んでいた。しかし、直接誉められるようになると突然別人のように冷淡に扱うようになった。
最初は何が起こっているのかわからなかった。
何が起こっていたのか
よくよく考えると、
評価される部下を育てた僕の手柄♫
だったのが、
「僕」がいつのまにかスルーされて、部下だけが誉められている・・・・!!!
と、なっていたようなのだ。
ただ仕事を極めようとしていただけなのに、私はそれからかなり理不尽な目にあった。最後は左遷させそうになったので、こちらの堪忍袋の緒が切れ、辞めてしまった。
やめてよかったとつくづく思う。
今では好きな仕事を自由にやっているし、その会社にいた頃に思いついた勉強も役立っている。
しかし、つくづく、
あんな閉鎖的な会社があるんだなあ、テレビの中だけの話かと思った~
と思う。
ほんとに「嫉妬」とはおそろしい。
嫉妬が渦巻く職場の特徴
あとから聞いたところでは、実は私のように追い詰められて退職していった社員が絶えなかったとのこと・・・・(;´д`)、早く教えてよおおおお
でも、なるほどと思った。
その会社に入ってなんだか違和感をいつも感じていたからだ。
職場が変な平和感で、しかも息苦しかったのだ。皆がシーンとしていて、生気なく優しい。
今思えば、目をつけられないよう息を潜めてそこに居続けていたのだろうと思う。
私はそんなふうに1日を過ごすのはごめんである。
自分が常に正常に機能できる環境へ
嫉妬は、下からも横からも上からも、
同姓からも異性からもやってくる。
最初からそれを見抜き、うまくたちまわるに越したことはないのだろうが、私のように自力ではなかなか気づかず、そうしているうちに餌食になってしまう人もいるのだろうと思う。
相手は変わらないし、相手は必死なのだ。
こちらには理解しがたい価値観に必死なって生きている。
できることは、逃げること。自分の心身を守るために。
自分の魂や価値観を売り払ってまで、そこに「居続ける」意味はないと思う。