締め切りに間に合わない、
オーバーフローだ・・・・
毎月こんな状態になり、結局仕事が終わらず
周囲に手を煩わせる人がいる。
そんな人の中には、
完璧に仕上げてからでないと提出してはいけない
もしくは
完璧な状態でないと提出したくない
という人も少なくない。
そんな人へ。
「仕事は“クイック&ダーティ“で」を紹介したい。
プロの仕事
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外資系の企業に長年勤めていた筆者が語る。
「常に求められていたのは完璧じゃなくてもいいから、速くということでした。」
「クイック&ダーティという言葉をよく聞きましたが、これは、アバウトでかまわないからとにかく早く仕上げて翌日に持ち越さないということがよしとされていました」
そして、
「日本の大企業や役所は「ちゃんとしている」という印象をつくるために神経を使いすぎる面がありますが、そのためのコストも発生していることを理解したほうがよいでしょう」
と指摘している。
「完璧に仕上げてから提出したい」理由は?
「完璧に仕上げてから出そう」というこだわりは、何がそうさせているのだろうか?
「ちゃんとしている人に見られたい」のか?
もしそうなら、残念ながら狙いはハズレだ。
完璧にこだわるあまりにいつも締め切りを過ぎてしまったり、結局提出できなかったりしたら「ちゃんとしていない人」のレッテルをはられること間違いなしだからだ。
組織としてのスピード感を無視し、自分のこだわりにキュークツに押し込められている。
そして、完璧でない状態を満たれることへ恐れを抱いている。
「6割GO」の提案
私は昔からこのモットーでやっている。
まだ6割の出来だなーって段階で提出するのだ。
当然上役から「なんだ、こことここが不十分じゃないか」と指摘される。
それ、それ。それでいい。
「すみません、修正します!」
指摘されたところだけを修正し再提出。
たちどころに完成だ。そして速い。
「あいつはいつも中途半端は状態で提出しやがって」
と思われないだろうか?と気にするよりも、自分のところだけで煮詰らせるのではなく、仕事の流れに乗せていく方が私には大事だ。
それで仕事がほとんどロスタイムのない状態でしあがるのなら。
何を優先するか?
自分への小さな評価でなく、結果的に仕事がスピーディに完璧にしあがること。
そこに責任をもつ。それがプロだと思っている。